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【ホテル祖谷温泉】ケーブルカーで行く絶景露天風呂⁉高級温泉宿の日帰り温泉を実体験調査!

徳島県にある「ホテル祖谷温泉」の日帰り温泉についてご紹介します。

結論から言うと、

  • 有名観光地「かずら橋」から近い温泉宿
  • 日本でも珍しいケーブルカーで行き来する露天風呂あり!
  • 高級宿の温泉を気軽に日帰り入浴可能
  • 露天風呂は源泉かけ流し
  • 祖谷渓谷の絶景を展望しながら入浴できる最高のロケーション
  • 温泉だけでなくケーブルカーからの景色も楽しめる
  • 貸切風呂もアリ(要予約)

といった感じで、高級宿でお手軽に入浴できる日帰り温泉です。

この記事では、

  • 日帰り温泉の入浴料
  • お風呂の詳細、泉質
  • アクセスや駐車場について

などを細かく紹介しています。

徳島への旅行プランや、日帰り温泉の参考になれば嬉しいです。

よければお付き合いください。

  • 本ページは広告、プロモーションが含まれています
  • この記事は2024年3月に日帰り温泉をした体験をもとに記事にしているため、写真や情報が古い可能性があります
  • 随時データを見直して更新していますが、間違った情報があればご指摘ください

日本三大秘境を展望できる温泉宿

日本三大秘境の「祖谷渓谷」を展望できる温泉と客室を備えたホテルです。

特筆すべき点は、ケーブルカーで行く露天風呂!

これは、他の温泉施設や温泉宿にはない、付加価値だと言っていいと思います。

オススメの理由は、

  • 展望風呂(内風呂)からは「祖谷渓谷」の壮大な眺めが拝める
  • 露天風呂への移動はケーブルカーに乗るのでアトラクション性がある
  • 露店風呂は完全源泉かけ流し
  • 泉質はアルカリ性単純硫黄温泉でpH値は9.1
  • 祖谷の自然を最大限生かした造りでロケーションは四国随一!

魅力的な泉質だけではなく、最高のロケーションとケーブルカーが特徴です。

ホテルなのでメインは宿泊になりますが、日帰り温泉の利用もOK!

  • 宿泊するのは予算的に厳しい…
  • ケーブルカーが気になるので気軽に利用してみたい!

という方も、安心して日帰り温泉を楽しめます。

今回は、日帰り温泉をメインで利用しました。

ここからは、体験した施設紹介をしていきます。

駐車場

駐車場は無料で、37台停められます。

ただ、宿泊者と日帰り利用者の両者が使用するので、満車になりがちです。

休日は、駐車場に停められない車が路上駐車しているイメージが強い…(汗)

建物のすぐ手前に駐車場があります。

(車のナンバー映り込み防止のため駐車場は撮影しませんでした)

駐車場からも祖谷渓谷の美しい自然が拝めます。

これは、展望風呂が期待できそうですね!

入浴料や利用可能時間

日帰り入浴の詳細をここにまとめておきます。

日帰り温泉の料金
  • 大人1900円
  • 小人1000円

※ケーブルカー乗車料・露天風呂入浴料・展望風呂入浴料 全て込み

※展望風呂(大浴場)のみ利用の場合は大人700円、小人300円

※毎週水曜日は大浴場清掃のため、定休日となるので露天風呂のみ

入浴時

7:30~18:00

※最終受付時間は17:00まで

施設内の売店で入場券を購入します。

各クレジットカード、PayPay決算可能でした!

画像は露天風呂入浴料、展望風呂入浴料込みの入場券です。

購入時に簡単な説明を受けます。

入場券購入後は、大浴場、露天風呂、どちらからでも入浴可能!

お好きな方から楽しみましょう。

大浴場にはボディソープ、シャンプーなどのアメニティが備え付けで置いています。

貸しタオル類は有料です。

露天風呂へ向かうケーブルカー

早くケーブルカーに乗りたかったので、真っ先に露天風呂に向かいました(笑)

売店の奥に進むと、ケーブルカー搭乗口があります。

2023年の2月から新しいケーブルカーが運航していました。

管理人に入場券を渡すと、簡単な説明を受けます。

なんと、ケーブルカーは無人運転で、自分で出発させるスタイル!

最前列にあるボタンを押すだけで自動運転してくれます。

(行きは下りボタン、帰りは上りボタンを押すだけ)

露天風呂までの所要時間は約5分。

ゆっくり進むので、祖谷の壮大な景色を楽しめます。

ちなみに、ケーブルカーの内装はこんな感じ。

朝早い時間でしたので、貸し切り状態でした!

ケーブルカーの外装はこんな感じ。

こうして見ると、かなりの傾斜ですね(汗)

露天風呂側は完全に無人駅です。

帰りは自分でボタンを押してケーブルカーを呼びます。

無人でも、ちゃんと帰ることができるので安心してくださいね(笑)

露天風呂側のケーブルカー乗り場には待機所もあります。

ちゃんとエアコン完備で、暖房がきいていました。

待機所内にある自動販売機。

最低限のラインナップです(笑)

待機所の奥には外に出られる扉があり、景色も楽しめます。

寒くてすぐ撤退しました(汗)

脱衣所やその周辺

ホテル祖谷温泉では、大浴場と露天風呂が別々なので、分けて紹介していきます。

露天風呂

ケーブルカーを降りると、階段があります。

下りていくと、

  • 露天風呂
  • 貸し切り露天風呂(有料、要予約)
  • オープンテラス

があります。

残念ながらエレベーターなどはありません。

足の不自由な方は、注意してください。

ちなみに、貸し切り露天風呂は、いちばん下の方まで降りたところに入り口があります。

すぐ先には、オープンテラスがあるはずでしたが、冬季なのでテラス席はありません(笑)

夏季は良い感じに涼めそう!

階段近くの通路には、喫煙所とベンチもありました。

露天風呂入り口はこんな感じ。

露天風呂入り口内に入るとこんな感じでした。

男湯と女湯は日替わりで入れ替わります。

宿泊すれば両方楽しめますよ!

ちょっとした待合所もあります。

脱衣所からは撮影禁止になるので、写真はここまで。

脱衣所はこじんまりとしていて、3人以上入ると窮屈に感じる広さでした。

衣服を入れる籠と、貴重品ロッカーがあります。

鍵付きのロッカーがあるのはありがたいですね。

脱衣所内にトイレもあるので、安心です。

洗面台にはドライヤー完備。

最低限の備品のみといった感じでした。

風呂場から脱衣所まで、少し距離と段差があります。

冬場は裸で露天風呂まで歩くことになるので注意してください

その対処として、露天風呂の手前(野外)にも脱衣所があります。

気になる方は、こちらで服を脱いでもいいかもしれません。

僕個人的な感想ですが、真冬はどちらで脱衣しても寒くて凍えます(泣)

大浴場

館内フロントから階段を下りて、2階に展望風呂(大浴場)があります。

ここも残念ながらエレベーターがありません。

階段での移動になるので、足の不自由な方は注意してください。

ここが展望風呂(大浴場)入り口です。

ホテルの大浴場なので、入り口付近には休憩できるスペースがありました。

しかも、無料のウォーターサーバーも完備!

同じくここからは撮影禁止ですので、写真はここまで。

脱衣所は宿泊者も利用するのでかなり広め。

鍵付きロッカーはもちろんのこと、清潔感のある脱衣所でよく管理されています。

洗面台も3つあり、

  • 化粧水
  • 保湿クリーム
  • ドライヤー
  • 綿棒
  • ハンドソープ

が備え付けで置いています。

驚いたのは、脱衣所内にマッサージチェアを設置していたこと。

さすが高級宿といったところでしょうか。

お風呂

どちらも同じ源泉を引いているため、泉質は同じです。

違いがあるとすれば、露天風呂は加温していませんが、大浴場は加温しています。

どちらも加水していないので、源泉を心ゆくまで堪能できますよ。

ただし、細かい注意点がいくつかありますので、分けて紹介していきます。

露天風呂

浴槽は露天風呂ひとつのみです。

洗い場もないので注意してください。

体を洗う場合は大浴場を利用しましょう。

そのかわり、川のそばで祖谷の大自然を体感しながら入る露天風呂は格別です!

先ほど記載したとおり、露天風呂は加温、加水していません。

なので、お湯の温度は38.2℃とぬるめ

のんびり浸かるには、最高の温度かと思います。

大浴場

浴槽は同じく内風呂のみ

サウナや水風呂、ジャグジーなどはありません。

洗い場は、ここにしかなので大浴場で体を洗いましょう。

こちらは加温しているため、41.3℃と適温になっています。

もちろん加水はしていません。

露天風呂のような解放感はありませんが、大浴場は露天風呂より上にあるので祖谷渓谷の美しい山々を眺めながら入浴できます

ここが「展望風呂」といわれる理由かと思います。

お湯の質

泉質

源泉の概要は以下の通りです。

泉質成分効能
内風呂
露天風呂
アルカリ性単純硫黄温泉PH値9.1自律神経不安定症
不眠症
うつ状態
アトピー性皮膚炎
尋常性乾癬
慢性湿疹
表皮化膿症
神経痛
リューマチ
外傷
婦人病
美容
健康疲労回復

ホテル祖谷温泉公式ホームページから引用しました。

露天風呂・ケーブルカー | 【公式】ホテル祖谷温泉 (iyaonsen.co.jp)

入浴レビュー

こちらも別々で入浴しているため、分けて紹介していきます。

露天風呂

まずは露天風呂から。

事前にレビューで得た情報どおり、脱衣所から浴槽まで少し距離があります。

真冬の入浴は、移動時に凍えますね(泣)

個人的に驚いたのは、入浴前に硫黄の香りが感じられたこと。

湯舟に浸かる前から温泉気分を味わえます。

露天風呂のみで、かけ湯用の桶だけ置かれていました。

浴槽は広く、10人ぐらいは普通に入れそうです。

そして、目の前の川と渓谷の大自然という、最高のロケーション!

ここの写真が撮れないことが悔やまれる…

ぜひ、実際に入浴して体験してみてください。

お湯は体感的に、ぬるぬるというよりはトロトロとした感じ。

加温していないため、体感温度はぬるめです。

今回は、3月の寒い早朝に入浴したので凍えそうでした(笑)

冬場は、正直あまりオススメできません。

冬に入浴する場合は、先に大浴場でしっかり温まってから入浴することをオススメします。

そのかわり、夏場はぬるめの温泉と渓谷のマイナスイオンが合わさって、最高の露天風呂になると思います!

ゆったりまったり長湯できる、理想の露天風呂ではないでしょうか?

大浴場

続いて大浴場へ。

中は広々としており、洗い場と内風呂があります。

分かってはいましたが、やはり内風呂のみです。

ホテル内の入浴施設なので仕方ないですが、浴槽のバリエーションはありません。

この大浴場の売りは、なんといっても祖谷渓谷を眺められる絶景展望風呂!

「展望風呂」の名は、伊達じゃないですね。

ここも写真が撮れないことが悔やまれる…

露天風呂とは別の場所にあるため、違った景色が楽しめます。

浴槽も広いので、10人ぐらいはラクに入れそう。

お湯の泉質は同じですが、硫黄の香りは露天風呂の方が感じられました。

不思議ですね(笑)

温度は加温されているので、かなり適温です。

露天風呂の前に大浴場でしっかり温まっていればよかった

と後悔しました…

洗い場も数が多いので、混んでいてもあまり待たずに体を洗えそうでした。

ちなみに、洗い場に設置されているアメニティは、

  • ボディソープ
  • シャンプー
  • リンス
  • 洗顔
  • シェービングフォーム

と、充実しています。

さすがホテルの大浴場ですね!

そのほか、注意点としては午前10時から清掃時間に入ること

清掃時間は入浴できなくなるので気を付けておきましょう。

公式ホームページや事前の下調べでは知らなかったことなので、少し驚きました。

朝早く到着しておいてよかったです。

温泉までのアクセス

ホテル祖谷温泉の概要

住所〒778-0165 徳島県三好市池田町松尾松本367−28
電話番号0883-75-2311
営業時間(日帰り入浴)7:30~18:00
(受付時間は17:00まで)
定休日 毎週水曜日は大浴場清掃のため定休日(露天風呂のみの営業)
日帰り温泉入浴料大人1900円
小人1000円
※ケーブルカー乗車料・露天風呂入浴料・展望風呂入浴料 全て込み
※展望風呂(大浴場)のみ利用の場合は大人700円、小人300円
※毎週水曜日は大浴場清掃のため、定休日となるので露天風呂のみ
お風呂大浴場
露天風呂
※大浴場と露天風呂は別
駐車場無料
37台
アクセス徳島自動車道 井川池田ICから車で約60分
高知自動車道 大豊ICから車で約70分
※送迎バスあり(宿泊者のみ)
アクセス | 【公式】ホテル祖谷温泉 (iyaonsen.co.jp)
公式ホームページ【公式】ホテル祖谷温泉 | 秘境祖谷渓の一軒宿 (iyaonsen.co.jp)

ホテル祖谷温泉への道のり

徳島側からと高知側からのルートがありますが、高知側(県道45号経由)のルートをオススメします。

徳島側(JR祖谷口方面)ルートは狭い道が長く、車でのアクセスには不向きです。

よって、高知側(県道45号経由)からのルートを例に解説していきます。

まず、国道32号線から、県道45号線に入ります。

入ってすぐのところを右に曲がります。

その後、道なりに進み県道32号線へ。

ここから、祖谷渓、小便小僧の看板を目印に左折します。

その後、道なりに進めば到着です。

途中は狭い道が続くので、運転には十分気を付けてくださいね。

【おまけ】ホテル祖谷温泉周辺の観光スポット紹介

温泉の道中に寄り道できる観光スポットをまとめてみました。

どれもホテル祖谷温泉から近いので、ぜひ寄り道してみてください。

祖谷渓展望台

ホテル祖谷温泉から車で約10分の位置にある展望台です。

駐車場と公衆トイレもあります。

階段を上がると展望台があり、こんな景色を堪能できます。

美しい祖谷渓展望できるオススメのスポットです。

祖谷渓の小便小僧

ホテル祖谷温泉から徒歩で約5分の位置にある観光スポットです。

結構有名なのではないでしょうか?

ここには駐車場がないので、温泉のついでに観光することをオススメします。

道が狭いので、路肩に車を停めて観光するのは難しいんですよ(汗)

こんな感じで谷に向かって小便をしている子供のオブジェがあります。

お賽銭もいっぱいありました(笑)

危険なので、柵を越えたりしないようにしましょうね。

ひの字渓谷展望所

ホテル祖谷温泉から車で約5分の位置にある展望スポットです。

初見だと位置が分かりにくいかも…

この案内板が目印です。

祖谷渓の小便小僧と同様に駐車場はありません。

しかし、路肩に停車できそうな場所はありました。

安全に配慮して観光しましょう。

文字どおり、「ひ」の字にカーブした渓谷が見られます。

ここも絶景ポイントなので、ぜひ観光してみてくださいね。

【まとめ】ケーブルカーで移動するアトラクション性は唯一無二!一度は訪れたい絶景温泉です!

景色よし!泉質よし!

のプレミアムな時間を過ごせる温泉でした。

その分、お値段は大人1900円と高めなので、少し抵抗があるかもしれません。

しかし、ケーブルカーと祖谷の絶景はポイント高いです。

個人的に、一度は入浴しておきたい四国の温泉ナンバーワン!

それぐらいインパクトがありました。

いくつか注意点もありますが、事前に知っておけば問題ないものばかりですので参考にしてください。

まとめると、

  • 祖谷渓谷のすばらしい景色が堪能できる
  • ケーブルカーでの移動は他の温泉には見られない希少性アリ
  • 景色だけでなくPH値9.1と申し分ない泉質
  • 高級宿の温泉を気軽に楽しめる
  • ホテル周辺は観光スポットもあり
  • 露天風呂はぬるめの湯加減で夏場でもゆったり長湯できる
  • 事前予約すれば貸し切り露天風呂も利用できる
  • 道中は狭い道があるため少しアクセスに難あり
  • 入浴料はケーブルカー乗車料金が上乗せされるため料金設定高め
  • ケーブルカーの利用は一度きり(再度露天風呂に行くには料金がかかる)
  • 大浴場と露天風呂はそれぞれ別の場所にある
  • 露天風呂には洗い場なし
  • 大浴場は午前10時から清掃時間に入るため一時的に入浴不可になる
  • 露天風呂の湯加減はぬるめなので冬季の入浴には不向き

といった感じです。

話のネタに祖谷の景色をケーブルカーで堪能したり、ホテルの下見がてら、日帰り温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか?

以上、「ホテル祖谷温泉」の日帰り温泉紹介記事でした。

何か参考になれば幸いです。

それでは、また別の記事でお会いしましょう。

ごきげんよう!