愛媛県にある「鈍川温泉 美賀登」のカップルプラン、風呂付き客室「重信」についてご紹介します。
結論からいうと、
といった感じで、個人的にオススメの温泉宿です。
特に、自慢の料理と大浴場や部屋でも楽しめる美人の湯が最高です!
この記事では、
などを細かく紹介しています。
愛媛への旅行プランや、四国の温泉宿、旅館選びの参考になれば嬉しいです。
近くに日帰り温泉施設もあり、気軽に鈍川温泉を利用することも可能です。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。
よければお付き合いください。
プランや料金
今回は、愛媛三湯のひとつ「鈍川温泉」の旅館に泊まってみたいと思い、温泉付き客室の「重信」に楽天トラベルからの予約で1泊宿泊しました。
プランは、
★カップルプラン(スパークリングワイン、ケーキ、温泉風呂付客室)
を選択。
夕食と朝食付き、さらにスパークリングワインとケーキ付きです。
夕食の内容は、自動的に鈍川名物の「いのぶた鍋」をメインとしたプランになります。
他のプランの
などは選択できないのでご注意を。
これで、1人あたりの宿泊料金は16500円(税込)。
嫁と2人で33000円(税込)でした。
(夕食などのドリンク代、入浴税は含めていません)
部屋のグレードアップもしてこのお値段はお手頃価格!
楽天トラベルを使用したので、基本の宿泊料金は前払いしています。
入湯税(ひとり150円)や食事の際に注文したドリンクなどは、チェックアウト時に支払います。
支払いに各種クレジットカード使用可!
タッチ決済にも対応していて、かなり便利でした。
駐車場
駐車場は宿の近くにありますが、初見だと分かりにくいかもしれません。
宿を通り過ぎて、すぐのところにある舗装されていない空き地が駐車場です。
この看板が目印です。
看板の案内に従って奥から駐車しましょう。
他にも、宿の向かい側にも駐車できます。
ちなみに、駐車場は無料で利用できます。
予約時に利用の申告なしで大丈夫です。
チェックイン
駐車場に車を停めると、女将さんがお出迎えしてくれました。
女将さんの案内のもと、旅館のフロントにてチェックイン。
旅館の入り口で靴を脱ぐので、履き物は預かってもらいます。
一般的な方法のチェックインで、特筆すべき点はありません。
別途支払う入浴税はこのタイミングではなく、チェックアウト時に精算します。
夕食付きプランを選択している方は、夕食時間の関係で最終チェックインが18時30分までになっています。
遅れないように注意しましょう。
施設
旅館に滞在中は、大浴場を使用し放題です。
利用可能時間は、
となっています。
画像にも書かれているとおり、タオルはひとり1セット。
替えのタオルがないため、複数回入浴する場合は、持参するか、追加のタオル料金を支払う必要があります。
夕食と朝食は、B1階の大広間に移動して食べます。
大浴場を川の高さに合わせて造られているため、地下に伸びる造りになっています。
面白いですよね!
大浴場以外はエレベーターで移動できますが、大浴場へは階段でしか行けません。
足の不自由な方は注意が必要です。
旅館のフロントや、各階の階段付近には趣のある和風インテリアが数多くありました。
フロント周りはこんな感じ。
各階の階段付近にも。
大広間(食事会場)はこんな感じでした。
そのほか、フロントには
などがあります。
ダイドーの自動販売機。
簡易の日用品や食品が購入できる自動販売機。
湯上がり後の無料アイスキャンディーサービス。
ひとり2本まで!
今回は洗濯機を使用することがなかったため、後で存在を知りました(汗)
宿周辺には飲食店、お店やコンビニがないので先に準備しておくといいですね。
自動販売機で買えるものは本当に最低限のものしかないので、あくまで最終手段。
代わりに、自然豊かな渓谷と最高のロケーションで癒されます。
旅館ではゆったりと温泉やお部屋の雰囲気を楽しみつつ、美味しい料理を堪能しましょう!
客室
それでは、今回宿泊した「重信」の客室について紹介していきます。
玄関
左に見える扉がトイレで、奥の扉が客室の入り口です。
スリッパはここで脱ぎます。
逆側から撮った写真。
入って襖を開けるとメインの居間につながっています。
鍵の閉め方が昔ながらのスタイルで、少し注意が必要です。
部屋からのロックは、ドアノブのボタンを押すと閉まります。
部屋を出てロックをかける時は、先にドアノブのボタンを押してから部屋を出て扉を閉めます。
これで施錠できます。
鍵は部屋に戻ってきて開ける時のみ使用します。
僕は最初、理解できなくて数分悩みました(汗)
居間
大型のテレビに座椅子とテーブル。
お茶菓子もあります。
鍵はふたつ、側面に磁石が付いていて引っ付きます(笑)
そのほか、急須とコップ、緑茶パックがありました。
別の角度から。
部屋の隅に化粧台もあります。
嫁曰く、
しっかりした化粧台があるのは女性にとってありがたい!
とのこと。
細かいところですが、こういった配慮が嬉しいですね。
もちろんWi-Fi完備!
部屋の設備は他にも、空気清浄機や、
金庫や電話などがあります。
テレビの横に電話とコンセントがあるのですが、ここにあるコンセントが唯一使用できるコンセントです。
スマホの充電がここでしかできなかったので少し不便…
布団は敷布団で、夕食を食べている間に布団を敷いてくれます。
あと、個人的に驚いた点は、部屋の明かりに宿の名前が書かれていたこと。
お洒落ポイントです。
広いお部屋でゆったりと過ごすことができますよ。
広縁(ひろえん)
このお部屋のオススメポイントのひとつ、広縁です。
なんとマッサージチェアがあるんです!
この部屋の特権で、無料で使い放題(笑)
「ドクターエアー」というマッサージチェアでした。
使用してみましたが、結構いい感じ。
足と肩、背中は気持ちよくほぐしてくれます。
ただ、腰から下のお尻あたりのマッサージは強め。
個人的には強すぎて痛かったです(笑)
マッサージチェアの後ろに冷蔵庫がありました。
ちなみに冷蔵庫の中身はこんな感じ。
中にあるものは有料で、飲んだら自己申告。
ソフトドリンクはないので、自動販売機を利用しましょう。
グラスも冷えていました。
窓からは、渓流を眺めることができます。
川のせせらぎが聞こえてきます。
ここで湯上がり後にまったりするのも最高ですよ!
洗面所
広縁の奥に洗面台があります。
ペーパータオル完備!
ホテルだとフェイスタオルなどを使うことになりますが、ちゃんとペーパータオルがあるのは本当にありがたいです。
そのほか、自動のハンドソープがあったり、うがい用の紙コップがあったり、歯ブラシスタンドがあったり、かゆいところに手が届く部分が素晴らしい!
この洗面台から出る水道水は飲用可能です。
ひとつマイナスポイントがあるとすれば、施設が古いため洗面台付近から夜になると虫が入ってきます。
虫が苦手な方は注意が必要です(汗)
トイレ
もちろん、風呂場とトイレは別。
しっかりリフォームされており、ウォシュレット付き水洗トイレです。
普通に使用するには問題ないのですが、少々せまいのが難点。
体格の大きい方は窮屈に感じると思います(汗)
あと、個人的にトイレ内に手洗い場がなく、洗面台まで移動して手を洗わなければいけないのが不便に感じました。
部屋の造り的に仕方ない部分ではありますが、ここが改善されたらもっと良くなると思います。
脱衣所
脱衣所は、洗面台の左側にあります。
部屋には、衣服用のカゴが用意されていました。
風呂場は、奥の扉の先にあります。
マットは珪藻土マットが敷かれていました。
タオル類は部屋に用意されているタオルを使用しましょう。
源泉掛け流しの客室風呂
はい、ここが風呂付き客室の特権です。
風呂付きの客室は数に限りがあるため、スタンダードの和室には風呂が付いていません。
もちろん、お湯はすべて源泉。
シャワーからもカランからも源泉が出ます。
資生堂製の、
も備え付けで置いてあります。
垢すりぐらいがあれば、後は何も持ち込まなくて良いぐらい。
部屋でゆっくりと鈍川温泉の源泉を楽しめるのは大きなメリット!
また、大浴場へ行くには階段を経由しなければならないので、手軽さが魅力的です。
まさに風呂付き部屋の特権!
足腰が悪く階段が苦痛な方や、小さなお子様連れにもかなりオススメできます。
注意点としては、浴槽とカランは温度調節が簡易に行えますが、シャワーのみ調節がアナログ式です。
シャワーの近くにあるふたつの蛇口をひねって、温度調節をします。
微調整しないといけないため、少し不便ですね。
浴槽のサイズ感は、ビジネスホテルなどのユニットバスよりは広めです。
ただ、身長の高い方には、もう少し浴槽の長さが欲しいと感じるかもしれません。
開放感を求める方は、旅館自慢の大浴場を利用しましょう。
大浴場
それでは、お待ちかねの大浴場について紹介していきます。
大浴場は建物の一番下の階にあります。
途中まではエレベーターを使用して降れますが、B3階から下は階段のみ。
B4階が脱衣所、B5階が大浴場になっています。
川のすぐそばで温泉が入れるように造られているんですよ。
ここでひとつ残念なお知らせを…
撮影禁止のため、大浴場関係の写真はありません(泣)
すみませんが、文章だけの説明になります。
お風呂の様子などは、こちらの美賀登さん公式ホームページをご覧ください。
https://www.mikado-nibukawa.ehime.jp/onsen.html#onsen
大浴場は2つあり、朝と夕方で男女入れ替えがあります。
この2つのお風呂を楽しめます。
どちらも内風呂のみですが、カランからも温泉が出ます!
個人的には、
露天風呂もあればいいのな〜
なんて思いましたが、贅沢は言いません(笑)
ここからは、源泉についての情報や、各大浴場について詳しく紹介します。
温泉の成分について
源泉の概要は以下の通りです。
泉質 | 成分 | 効能 | |
大浴場 | 低張性アルカリ性冷鉱泉 | PH値9.8 | 神経痛 筋肉痛 関節痛 五十肩 運動麻痺 関節のこわばり 打ち身 挫き 慢性消化器症 痔疾 冷え性 病後回復期 疲労回復 健康増進 |
美賀登さん公式ホームページから引用しました。
https://www.mikado-nibukawa.ehime.jp/onsen.html#onsen
ちなみに、源泉は日帰り温泉施設の「鈍川せせらぎ交流館」と同じ泉質のようです。
源泉のままでは温度が低いので、加温しています。
また、衛生管理のため、循環ろ過装置、塩素系薬剤を使用しています。
脱衣所
続いて、実際に入浴したレビューを書いていきます。
まずは、脱衣所の様子から。
こちらも撮影禁止のため、文章のみで紹介します。
脱衣所にはロッカーがなく、脱いだ衣服を入れるカゴのみ設置されていました。
そのため、貴重品は部屋に置いておくことをオススメします。
バスタオルや館内着などは、部屋のクローゼットに入っているので持参してきましょう。
ドライヤーはナノイーのドライヤー完備!
いいドライヤーが設置されていて驚きました。
洗面台には化粧水などもあります。
脱衣所の広さは少し狭めで、3人が着替えるといっぱいいっぱいな感じ。
ここで服を脱いで、さらに下の階に降りていきます。
降った先に浴槽があります。
階段は少し滑りやすいので、十分注意してください。
滝を眺めながら入ることのできるジェットバス付き大浴場「滝見の湯」
宿泊初日の夜は、こちらが男湯でした。
脱衣所から階段で降りていくと、洗い場と浴槽がありました。
カランは5つ、浴槽は1つ。
大浴場は川のすぐ近くにあり、滝のすぐそばに浴槽があります。
渓流や滝を眺めながら入る温泉は風流がありますね!
夜でもライトアップされているので、外の景色を楽しめます。
ここが「美賀登」さんの売りにしている自慢のお風呂!
泉質もヌルッとしたお湯で、お肌ツルツルの美人の湯です。
PH値9.8は伊達じゃないですね。
浴槽の端に1ヶ所ジェットバスがあり、肩や腰をシェイプアップできます。
ちなみに、ジェットバスはこちらにしかありませんでした。
カランのシャワーは、一定時間でお湯が止まるタイプじゃないところが個人的に高評価!
シャンプー、リンス、ボディーソープが備え付けてあるので、体を洗うのに不自由しません。
浴槽はひとつしかありませんが、広々としているし、ジェットバスもあるし、なかなかいいお風呂です。
唯一無二の「洞窟風呂」がある大浴場
もうひとつの大浴場は、浴槽と洞窟風呂の2つが楽しめるお風呂です。
泉質は「滝見の湯」と同じ源泉。
こちらも脱衣所から降ったところに浴槽と洗い場があります。
「滝見の湯」の大浴場より小さめ浴槽ですが、奥の扉を開けた先に洞窟風呂が!
大人になっても、こういう場所はワクワクします(笑)
洞窟風呂は、2人が限界の狭めな浴槽。
他人同士だと、気まずいかもしれません(汗)
洞窟の雰囲気だけでなく、渓谷の美しい自然を見ながら温泉を楽しめます。
他にはない独特の雰囲気を味わえる、素晴らしいお風呂です!
個人的には、こっちのお風呂がお気に入り。
宿泊の際は、ぜひ両方の大浴場を楽しんでみてください。
今回の夕食
夕食の時間になったので、B1階の大広間に向かいましょう。
入り口でスタッフさんが待機しており、席へ案内してくれます。
食事場所に着くと、テーブルには
が用意されていました。
席に着くと、女将さんが記念写真を撮ってくれます。
これは嬉しいサービスですね!
鍋と鯛めしの火を入れてくれた後、飲み物のオーダーも聞いてくれます。
せっかくなので、地ビールの「梅錦」をいただきました。
お値段、1100円(税込)。
代金は、チェックアウト時に支払います。
(注文すると飲み物代と別にサービス料金が別途かかります)
四国中央市の梅錦のクラフトビール。
ホワイトビアで苦味が少なくスッキリとした味わいのビールです。
飲みやすくて個人的に気に入りました。
ビール好きの方、オススメですよ!
他にも、日本酒や焼酎、ウイスキーやワインもありました。
もちろんソフトドリンクも完備。
メニューはこんな感じでした。
では、内容を忘れてしまったところもありますが、今回の料理を軽く紹介します。
前菜
左から順に、
が並んでいます。
ハモとサバは、カラシのソースでさっぱりとした味付け。
青梅はシロップ漬けで、柔らかく甘さも控えめ。
まるでフルーツのような味わいでした。
エビはそのまま調理されており、そら豆共に優しい味付けとなっています。
トマトのマリネはお酢でさっぱりと甘さもあって美味!
前菜からレベル高くてテンション上がってました(笑)
刺身
お刺身は、
の3種盛りで、山菜のワラビが付いています。
鮮度は当然いいのですが、今治の海と山の幸が同時に味わえるのが面白いですよね!
やはり刺身はお酒が進みます。
天ぷらの盛り合わせ
天ぷらは、
の食材が揚げたてで提供されました。
ひとつだけ分からないのがあったんで、?をつけています(汗)
おそらく、枝豆と魚のすり身を混ぜた練り物かと。
天ぷらのラインナップは山の幸がメイン。
鈍川渓谷の豊かな自然を味わうことができます。
天つゆだけでなく、みかん塩もついていますので、お好みの食べ方で楽しめますよ!
みかん塩が愛媛らしいですよね。
個人的に、たけのこの下味が好みで、そのままでも美味しくいただけました。
あと、細かい部分で、鶴の形に折られた敷紙が可愛かったです。
鮎の塩焼き
山の幸代表、鮎の塩焼きです。
最初に写真映えする感じでスタンバイされていた鮎がコレ(笑)
すでに調理済みのため、早めに食べることをオススメします。
スタッフさんより、
時間が経つと固くなって風味が落ちる
とのこと。
骨も皮も頭も、丸ごと食べられます!
川魚特有の臭みが少なく美味しく食べられました。
下処理を入念にしていることもあるでしょうが、やはり水と鮮度が良いのでしょうね。
けっこう塩の塊がついていて塩辛いので、取り除いてから食べた方がいいです。
ちなみに右の付け合わせは、きゅうりと味噌でした。
合鴨の生ハム
和食から一転して、イタリアンな料理がきました(笑)
合鴨肉には、みかんソースがかかっています。
味付けは、お酒向きの塩加減。
特にワインに合う味付け!
お肉は柔らかく、みかんソースの甘酸っぱささが◎
お酒のアテにはいいですが、そのまま食べると少し塩辛いので、野菜と一緒に食べる方がいいです。
ロブスターの焼き物
こちらの料理も洋食寄り。
和食だけでなく、色々なレパートリーがあっていいですね!
タルタル風味のソースがかかったロブスターです。
見た目通り、結構ボリュームがあります(笑)
身はプリプリで、タルタルソースが良い味出していました。
頭の方は、エビ味噌があってかなり濃厚な味わい!
一度で二度美味しい料理です。
いのぶた鍋
この地方の名物料理、いのぶた鍋です。
今回のメインとなります。
要は、イノシシ肉のお鍋ですね。
1人鍋で提供されました。
最初に火をつけてくれてから、食べごろになるとスタッフさんが知らせてくれます。
味噌ベースの優しい味付けで、イノシシの肉は臭みがなく食べやすい!
食感は、豚肉よりは少し硬めって感じです。
具材は、
など、具沢山で小鍋だけど大満足でした。
鯛めしの炊き込みご飯と鯛とお麩の汁物
ご飯と汁物は鯛尽くし!
愛媛はみかんだけでなく、鯛も有名ですからね。
鯛めしも郷土料理のようです。
お吸い物と漬物もついてきます。(写真中央)
まずは、右の汁物から。
汁物というか、あんかけのような感じ。
鯛は油で揚げており、皮は鱗付きで少しパリパリした食感が楽しめます。
新食感で、個人的にこういうの好きです(笑)
味付けは、和食らしい優しい和風出汁。
お吸い物も、和風出汁の落ち着く味でした。
最後に、鯛めしをいただきます。
生米から炊くので、炊き上がりまで約25分かかります。
火が消えても少し放置して、おこげをつくってみました。
炊き上がるとこんな感じ。
山菜の入った鯛めしです。
ちなみに、おこげは出来にくかった(泣)
味付けはあっさりしており、ちょうどいい濃さ。
鯛の身がふっくらしていて美味い!
水分が多めで柔らかめのご飯でした。
ご飯は固めより柔らかめが好きなので、個人的に好み。
正直、よく食べる僕でも満腹になる量の料理が出できたので、鯛めしを食べる頃にはお腹が苦しかったです(笑)
十分お腹を空かせてから、夕食に向かった方がいいかもしれません。
デザートの杏仁豆腐
食後のデザートは杏仁豆腐。
もちろんお手製で、最後まで料理に手を抜かない姿勢に脱帽です。
柔らかめの杏仁豆腐にフルーツとミントがのっていて、手作り感が好印象。
ミルクと杏仁の風味がしっかりしていて美味い!
さくらんぼが乗っているところがカワイイですね。
ソースはイチゴとパイナップルでした。(間違っていたら申し訳ないです)
さすが「料理自慢の宿」。
夕食のボリュームもクオリティも大満足でした。
コスパ的にも、かなりお得感が感じられるかと思います。
夕食後にケーキとスパークリングワインのルームサービス
今回のプランは「カップルプラン」を選択していたので、ケーキとスパークリングワインもついています。
食事を済ませて部屋に戻ると、数分後にケーキとスパークリングワインが運ばれてきました!
僕はてっきり食後に提供されるものだと思ってた(汗)
取り皿からナイフ、ワイングラスまで完璧!
ハートのフォークもオシャレですね。
しかし、さすがに満腹で食べられなかったので、その日は冷蔵庫へ。
次の朝、チェックアウトする前にいただきました。
中はこんな感じ。
チョコレート味のスポンジ生地になっています。
甘さは意外と控えめで、美味しくてペロリと食べてしまいました。
いちごのさわやかな酸味と、上に乗っているフレークがサクサクでうんまい!
ちなみに、スパークリングワインはお持ち帰りしました。
車を運転するので、朝からアルコールはダメですからね(笑)
朝食の内容
朝食も、ざっと紹介させていただきます。
(食レポはあまり得意ではないので…)
会場は夕食時と同じ場所で食べました。
夕食と同じく、前日に朝食の時間を設定していたので時間通り着席。
到着すると、すでに用意されていました。
紙をめくるとお料理が登場。
夕食も大ボリュームでしたが、朝食もこのボリューム(笑)
朝と言えば、愛媛名物のみかんジュースも!
ご飯はテーブルに用意されているおひつに入っているので、セルフでついで食べます。
お味噌汁と焼き物用の小鍋も。
この小鍋にはハムが入っており、生卵を一緒に入れて焼くと目玉焼きが完成!
朝から豪華な食事が楽しめます。
個人的に、こういった焼き物を自分で焼いて食べるスタイルは好き。
卵は「みかんたまご」といっての栄養価の高い特別な卵を使用。
他にも、味噌汁の味噌や、ヨーグルトのレモンソースなど地元の食材が豊富に使われていました。
中でも美味しかったのは、鮎の煮付け。
(おかずプレートの中央上の小さい煮魚)
よく煮られており、味付けがしっかりついていてご飯のお供にピッタリでした。
チェックアウト
10:00がチェックアウトになっています。
せっかくなので、時間ギリギリまで部屋でゆっくりしました。
大浴場の利用時間は9:30までですが、部屋にお風呂があるのでチェックアウトまでに朝風呂することも可能ですよ!
チェックアウト時に、
を支払います。
クレジットカード決済も出来ました。
VISAのタッチ決済も対応していたので、スムーズに支払い出来て快適!
これ、キャッシュレス派の方々には嬉しいですよね?
(僕はめちゃくちゃありがたい…)
チェックアウト後、お見送りと外で記念写真も撮ってくれました。
天気はあいにくの雨でしたが、屋根のある旅館の前のベンチに座り、嫁と記念撮影。
結婚記念日のお祝いも兼ねた宿泊でしたので、大変思い出になりました。
美賀登さん、本当にありがとうございました!
【おまけ】オフショット紹介
おまけとして、夕食前に旅館周辺を散歩した時に撮った写真を紹介します。
旅館すぐ近くにあった「湯神社」
事前に神社があることは知っていましたが、実際行ってみると小さな祠のような神社でした。
お賽銭を入れようとしたけど、賽銭箱もなかったのでお参りのみ。
手軽なお散歩スポットとして、宿泊の際は行ってみてはいかがでしょうか?
散歩中に釣り堀の看板を発見!
近くに釣り堀があるみたいです。
あとで調べてみると、「つりぼり鈍川VILLAGE」というレジャースポットがありました。
ただ、場所的な問題で営業日と時間は限られているみたいです。
手書き感がカワイイ(笑)
よくよく考えてみると、子供の頃、じいちゃんに連れて行ってもらった記憶があります。
あめごやニジマスの釣り堀で、釣った魚は買い取るシステムだったかと。
(今は変わっているかも…)
その場で焼いて食べることも出来るみたいですよ!
今も頑張って経営されていて嬉しく思います。
思い出の場所なので、機会があればまた行ってみたいですね。
「湯の花橋」周辺の鈍川渓谷を堪能
夕食時間が決まっていたので、この辺りまでしか行けませんでした(笑)
この周辺は、渓谷の美しい景色を楽しめます。
川の近くまで降りられる場所もあったので、写真を撮ってきました。
川の水もめっちゃキレイ!
紅葉の季節に来れば、素晴らしい景色を拝めそうです。
お散歩の帰りに見つけた旅館に飾られた木彫りのサル
これ、美賀登さんに宿泊した方で気がついた方いますかね?
2階部分に木彫りのサルのオブジェを見つけたので、思わず写真を撮ってしまいました(笑)
こうやってお客さんの姿を観察しているのかもしれませんね!
宿泊の際は、どこにいるのか見つけてみてください。
宿までのアクセス
鈍川温泉 美賀登の概要
住所 | 〒794-0121 愛媛県今治市玉川町鈍川庚773−1 |
電話番号 | 0898-55-2360 |
入浴税 | ひとり150円(宿泊代以外に別途必要) ※チェックアウト時に精算 |
受付時間など | 電話受付 8:30〜21:00 チェックイン 16:00 チェックアウト 10:00 |
定休日 | 無休 |
お風呂 | 大浴場2つ ※朝、晩で男女入れ替え |
駐車場 | 20台(無料、事前申告不要) |
公式ホームページ | https://www.mikado-nibukawa.ehime.jp/ |
アクセス | 西瀬戸自動車道(しまなみ海道)今治ICから車で約20分 JR今治駅から車で約20分 道後温泉から国道317号経由、車で約40分 松山空港から国道317号経由、車で約60分 |
鈍川温泉 美賀登への道のり
今治市方面からのルートを例に解説していきます。
まず、国道196号線から、国道317号線に入ります。
松山市方面からの場合も国道317号線からのアクセスがオススメです。
その後、県道154号線へ。
ここから、鈍川温泉峡の看板を目印に右折します。
ここからは、道なりに進めば到着です。
宿の周辺に一部狭い道がありますが、かなりアクセスしやすい立地にあります。
【まとめ】温泉・料理・接客ともに大満足!落ち着いた客室の和風旅館です
今回は、結婚記念日のお祝いということで、「カップルプラン」を選択して「重信」というお部屋に宿泊しました。
客室で温泉をゆったり楽しめるほか、プライベートのマッサージチェアで渓流のせせらぎを聞きながらリラックスすることができます。
夕食、朝食のクオリティは高く、接客もかなりレベルの高いものでした。
大浴場に露天風呂はないけど、独自の雰囲気で他では味わえない体験ができます。
何より、道後温泉の賑やかな温泉街と違って住み分けできているところがいいですね!
静かに山の自然を楽しみたい、ゆったり過ごしたい方には自信をもってオススメします。
まとめると、
- カップルプランを選択するとお部屋のグレードアップができる
- 部屋には客室風呂とマッサージチェア付き
- さらに夕食後にケーキとスパークリングワインのルームサービスが付いてくる
- 食事やチェックアウト後の記念撮影サービス(スマホ)など接客が神対応
- 地元の食材を使ったレベルの高い料理が提供され、成人男性でも満腹になる
- 泉質はPH値9.8で道後温泉に引けを取らないお湯が楽しめる
- 大浴場は朝・夕で男女入れ替え、洞窟風呂や滝を見ながら入る温泉はここでしか体験できない
- 渓流のせせらぎを聞きながら温泉や部屋でのんびりとした時間を過ごせる
- 喧騒から離れたロケーションで道後温泉と住み分け可能
- 部屋の広縁(ひろえん)は夜になるとたくさんの虫が侵入してくるで注意
- 部屋のトイレが狭いこと、トイレ後の手洗い場が離れていることが不便に感じた
- 部屋のコンセントが少ないのでスマホなどの充電が少し不便
- 大浴場までは階段を降りて行かなければならないので注意(対策として客室風呂を利用)
- 旅館周辺にお店がないので買い物などは先に済ませておくこと
といった感じです。
初めて鈍川温泉で宿泊しましたが大満足でした。
鈍川温泉には、他にも近くに温泉宿が並んでいます。
気になった方は、ぜひ、ホームページなどで調べてみてくださいね!
宿泊予約は、こちらからどうぞ。
以上、「鈍川温泉 美賀登」の「カップルプラン」のお部屋「重信」の宿泊レビュー記事でした。
何か参考になれば幸いです。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
ごきげんよう!